セッション

観てきました。

噂には聞いていて、観たいなーと思っていたので。

ジャズドラマーを目指す青年と、名門音楽院のスーパースパルタ教師の関係を描いた映画です。※詳しくはこちら

最初から最後まで圧倒されっぱなしで、内容はちゃんとあるし濃いのに、超特急で駆け抜けた感じでした。

狂気じみた”行き過ぎた”指導にも関わらず、お互いにどこかで惹き合うそれぞれが持つ才能・魅力。そして、それに飲み込まれドラムに打ち込み、我を失っていく青年の姿は、圧巻の一言でした。

こんな指導信じられない!!!あり得ない!ひどい!!と、思いつつも、少し自分の幼少期を重ねて、ここまで好きなことや指導者に心酔できるのはいい!羨ましい!!!とまで思ったり。(羨ましい、は語弊があるかもしれませんが)

私の人生は、小学生の時に出会った部活動の顧問の先生によって大きく変化しました。それまで ”無邪気の極み” で、言ってみればパッパラパーだったわたし。両親も早々に「この子にも必ず道はある!何か特技を見つけて伸ばしてあげよう!」と心に決めていたそうです 笑。

部活動だって、姉が入っていたから後を追って何の気なしに入部したようなものです。

でも、入部から1年後に強豪校(他校)から私の運命を変える先生が赴任されてきました。それからの生活は本当に、180度変わっていきました。

全ては全国大会出場のために。

余りの厳しさに、どんどんやめていく部員、少しでも弱音を見せると簡単に外されるポジション、自分の才能のなさに気づき初めての挫折を味わい、精神的な弱さにもガッカリして。。

でも、先生の芯はいつでも1本まっすぐ通っていて揺るぎなくて、厳しさに理不尽さは1ミリもなくて、奥の奥の奥には優しさと愛情があることを子供ながらに感じ取っていたので、今だから言えるけど、恋心に似た憧れのような気持ちさえ抱いていたことを、今でも鮮明に覚えています。

映画セッションの中の教師は、私が出会った顧問の先生とは違い、確かに狂気じみていたし、理不尽さもあったけど、教師と青年が互いの才能を認め合っていたことは観ていて伝わったので、感動と私の宝物の様な小学生時代の思い出を思い起こさせたのだと思います。

今、大好きなヨガは、競争するものではないし人と比べるものでもないけど、好きだということや、やりたいこと、伝えたいことを思い切り熱く出していきたいと、改めて感じさせてくれる映画でした。

自分と重ねることなんてしなくても、素晴らしい映画だと思うので是非みてみてください!

ヨガバギニ 新田聡美